概要
竣工年  平成25年
延実施工面積 57坪  高床式3階建て住宅 外張り断熱+付加断熱
御家族様構成 20代御夫婦様、お子様2人、 お母様、 お婆様
間取り構成   LDK25帖・寝室11.4帖・子供室6帖・子供室8.2帖・寝室6.4帖・老人室7帖・トイレ2箇所・大きめ1坪システムバス

 

A・T様邸

南に面した立地を生かしてシンプルモダンに仕上がりました
お客さまからの外観の御要望が具体的ではっきりしていましたのでそれに応えるべく御提案を行い、若い個性が生かされたデザインに私も大変勉強になりました

木製の横桟手摺はアルミのセミオーダー品がベストでしたが予算的に折り合わず アルミ部材の支柱で下地を組み それに木製の桟木を取り付けたハイブリットな構成になりました
モダンで幾何学的な外観に木の温もりを合わせた納得の仕上がりです


 

A・T様邸

玄関までの外階段です 一般的な壁や窓で仕上げるのではなく ここにも無垢材をふんだんに使いました


 

玄関 クローゼット
当初は玄関用ウオークインクロゼットを広く取っていたのですが 見に来られたお施主さまから玄関ホールの位置を変えてほしいとの御要望がありました やり直しになるところがあったのですが不可能ではなかったので御要望に答え 変更しました
狭くなったウオークインクロゼットですが最大限収納できるように棚類を考えました

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LDK
南側にサンルーム、北側の奥に食品庫をもってきたLDKです リビングは琉球風畳の8畳間 仏間もありますが普段は目隠しできるように大型の片引戸を御要望で設けました 引戸の表具には小さなお子様が落書きできるように ホワイトボードクロスを使いました
通気を確保したほうが良いサンルームと食品庫にはあえてドアや引戸は設けずお客様が暖簾やカーテンで目隠しをする設定になっています


 

A・T様邸食品庫の棚 ・棚板類
食品庫の棚は造り付けですが位置は自由に変えられます やはり後から購入する家具では統一感も無く よけいな隙間も生まれますが造り付けなら空間を最大限に生かした収納量が確保出来ます

今回担当した弊社の大工が私に食器棚の棚板の枚数を聞いて来ました 「5枚から8枚かなー」と答えましたら 「10枚にしたらどうか」と言ってきました 良くしてあげたいとの気持ちから言ったのでしょうが 「10枚も棚板を入れたら食器の出し入れが出来ないよ、枚数有ればいいってもんじゃない」と私は答えました

良くしてあげたいって気持ちが伝わってなんか嬉しくなりました


 

LDKの天井も御要望によりシナ合板に変更しました
IH調理器なので木製の天井も可能です 位置を考えながら張らなければならないのが厄介ですが 大工のやる気でOKしました

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お引き渡しの時に思い通りの家になったと言って頂き とてもうれしかったです